胸郭出口症候群の治療手順
整形外科で行われる胸郭出口症候群の治療手順を説明します。
胸郭出口症候群の症状軽減テストとレントゲン診断を行った結果によって、治療方針は主に2パターンあるようです。
胸郭出口症候群の治療にしっかり取り組んでいる医療機関であれば、以下のような治療方針を取っているようです。
注意点
今回作成した治療手順は、胸郭出口症候群の治療をしっかりと行っている医療機関からの情報由来です。
このページ内容を理解していただく上で、以下の事に注意してください。
多くの医療機関には当てはまらない
今回ご紹介した治療手順は、あくまで「胸郭出口症候群の治療にしっかり取り組んでいる医療機関」のものです。
多くの整形外科や医療機関では、このような治療方針で行っていません。現実はまともな治療が行われていない事が多いです。
手術は滅多に行わない
手術に行きつくことは滅多に無いそうです。
「筋力が極端に低下したうえに手がやせ細ってしまった」、「交通事故の2次障害による胸郭出口症候群」、「いかり肩による強烈な神経圧迫」等は手術対象になるようです。
手術をしたとしても治る保証はありません。または最初は治ったかに思えても、後に再発する事もあったり、後遺症が残るケースもあります。
胸郭出口症候群の8〜9割は、体操療法+コルセット療法(KSバンド)で改善します。
ただし、これらを指導できる医療機関を見つけ出し、受診できるかです。
指導できる医療機関が見つからない場合
頼りになる医療機関が見つからない場合は、最終的には自分で何とかするしかありません。(または、意地でも探すかです)
多くの胸郭出口症候群は体操療法+コルセット療法で改善しているのであれば、コルセットは無くても体操方法の情報を見つけて実行すれば良いのです。
ただし、胸郭出口症候群の診断が付いた場合です。症状が似ているもので違う病気のものはいくつかありますので注意しましょう。
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