.たんぱく質の役割 | 第1回.女性が少しでも早く筋肉を付ける為には
胸郭出口症候群の治療において、このサイトでは筋力トレーニングを地道に行って筋力や筋肉を付けることが大切と書いています。
治療改善に向けて実行されている方は、なるべく早く筋力・筋肉を付けたいと思っているのではないでしょうか。
胸郭出口症候群を患っている方の多くは女性が多い為、今回は女性向けに、
「女性が少しでも早く筋肉を付ける為にはどうすれば良いか」を全5回に分けてご紹介します。
女性は筋肉が付きにくい
まず最初に知っておいて頂きたいのは、「女性は男性に比べて筋肉が付きにくい」ということです。
筋肉を付きにくくしている原因は女性ホルモンの量が関係しています。当然ながら、女性は男性よりも女性ホルモンが多いです。
筋肉の成長には男性ホルモンが関わっています。また女性ホルモンの一つに「エストロゲン」という物質があるのですが、これは脂肪を蓄える機能を持っています。
これらの理由から、「女性は筋肉が付きにくく、女性らしい丸みを帯びた体」になります。
ですが、先に述べている「女性ホルモンの関係で筋肉が付きにくい」というのが、胸郭出口症候群の治療においてネックになる部分です。この辛い症状からは、1日でも早く開放されたいですしね。
では女性が筋肉生成において、女性ホルモンの影響をカバーして早く筋肉・筋力を付ける為にはどうすれば良いのでしょうか?
たんぱく質の摂取
まずたんぱく質の必要摂取量を知っておきましょう。
たんぱく質の必要量目安ですが、今日現在で有力なデータは1日あたり体重×0.8g〜1gです。(体重が50kgの人であれば40g〜50g)
ただし、このデータは筋トレ等の運動は全くしていない人のものです。
ジムトレーニングで全身をしっかり筋トレしている方であれば、体重×1.8gがたんぱく質の摂取目安です。(体重50kgの人であれば90g)
胸郭出口症候群の治療目的での自宅トレーニングであれば、体重×1.4g程度で十分です。
たんぱく質をしっかり摂らないとどうなるか
では次に「たんぱく質が不足するとどうなるか?」です。
日常でたんぱく質の摂取が不足していると、体にいろいろな悪い影響があります。
- 筋肉の減少・萎縮・・・胸郭出口症候群にとって大敵。
- 新陳代謝の減少。
- 免疫機能はたんぱくの働きゆえ、免疫機能の低下。
- アンチエイジングの役割をする体内たんぱくも減少するため、老化が早まる。
これらに加えて筋トレをしている人であれば、筋肉修復と合成の為により多くのたんぱく質を体が求めている状態です。
筋トレをしているのに適切なたんぱく質を摂取しなければ、筋肉の材料が無いのだから当然筋肉や筋力は増えません。
また、風邪をひきやすい、病気をしやすい、体のあちこちが痛い、老けが早い、肌の老化が早い、等の自覚症状が既にある方は、生活の中でたんぱく質摂取が不足している可能性があります。
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第2回.食事内容へ続く→
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