私の胸郭出口症候群の歴史2

私の胸郭出口症候群歴(2/3)

いろいろな療法を試す日々

整形外科の先生の診断を全く信じられなかった私はいろいろな療法を試しました。

 

様々な種の整体・カイロプラクティック・針治療・整骨院、沢山の時間とお金をかけましたがどの治療も今となれば全く治療改善していなかったのだと思います。

 

施術が終わった後は先生から『どうですか?良くなったでしょう?』と聞かれれば少しは良くなった気がする・・・そんな繰り返しでした。

 

 

そうしている間に右腕の中指・薬指・小指に妙な違和感・・・痺れが始まりました。これは針治療を行った後だったと記憶しています。
この頃にはバイオリンは1時間は練習出来るようになってましたが、腕はだるいし痛いので辛い練習でした。

 

仕事でもパソコンを使う作業の時は痛みやだるさが悪化、また少々重いものを持つ仕事も多いのですがその仕事を終えた後も悪化、車の運転では右手でハンドルをまともに掴んでいられないという酷い状態が1年続いていました。

 

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整形外科を再度受診

科学的根拠が無い治療法は効果が無い、と感じていた私は職場近くの最初とは違う整形外科を受診しました。ここでも『頚椎ヘルニアの疑い有り』と、頸肩腕症候群の病名が付きました。

 

先生に勧められ、頸部のMRIを撮影してみることにしました。

 

結果は『頚椎に異常無し』でした。MRI画像を私も見ましたがヘルニアはどこにも見当たりませんでした。

 

医師も『レントゲンでもMRIでも見えない何かがあるのだろう』と言い、とりあえず対症療法ということでモーラステープ(湿布)、ノイロビタン、ロキソニン、リンラキサーが処方され、頚椎の牽引と温熱療法のリハビリをすることになりましたが、どれも結局効果は見られませんでした。

 

『リハビリしてるんだからいつか良くなる日が来る』と信じてリハビリはマメに通っていました。

 

 

左腕にも同じ症状が・・・

仕事のパソコン作業ではとにかくマウスを使っているのが辛いので、無理矢理左手に持ち替えて使ってなんとか仕事をしていました。

 

この頃パソコン作業が特に辛くなっていた私は、とにかく短時間で作業を終わらす為にショートカットキーを沢山覚えたり、エクセルやワードの作業効率を高める勉強を沢山してなんとか凌いでいました。

 

ですが、このような体の状態でしたので運動をすることも皆無のせいか腰痛にも悩まされていました。

 

右腕の症状が出てから2年経過したある日、『左腕も何かおかしい!』と感じました。信じたくありませんでした。でも現実にそれは起こっていました。

 

『・・・左腕も同じ症状が出てしまった。』
日に日に症状は悪化。この時は絶望的な気持ちになりました。
両腕がだるくてまともに動かせない。仕事も辛い。楽器も弾けない。2年経っても右腕は治療改善の見込み無し。一生このままだろうか?

 

そもそもこの病気はなんなのだろう?医師に相談しても分かってくれない。誰に言っても分かってもらえないのです。

 

 

 

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