胸郭出口症候群と精神的な関係について

胸郭出口症候群と精神的なものとの関係 

胸郭出口症候群と精神的なものとの繋がりは関係しているのでしょうか?

 

たまに耳にする「 精神と肉体は繋がっている 」という言葉がありますがこれはまさにその通りだと思います。
NHKの「 ためしてガッテン 」で『 腰痛の8割は医学的には原因不明であり、精神的ストレスが大きく関係している 』と放送されていました。

 

一つ例を挙げます。

腰痛でほぼ寝たきりになっていた主婦。
ある日夫が突然買って来た犬を飼うことになってその日からなぜか徐々に腰痛が治まっていった。
犬を飼う前までは痛みにばかり意識がいってたが、犬を飼うことによって痛みへの意識が薄れた事が治癒に繋がった。

 

というものです。

 

腰痛を例に挙げましたが、胸郭出口症候群でも似たような事例があります。
胸郭出口症候群の治療1 姿勢が超大事です。の余談欄でも詳しく書いていますが、自分に関しての事例です。

 

 

私は胸郭出口症候群の引き金になったのがパソコンの長時間作業だという強いイメージがあるのです。
筋力トレーニングで大分治療改善していた頃でもパソコンを触ろうとすると途端に症状が再発する為、悩んでました。

 

いろいろ分析した結果、パソコンを触る時に肩周辺を緊張させてしまう癖が症状を引き起こしている事を見つけました。

 

胸郭出口症候群との闘病5年の間に

 

「ああ、この動作はきつい。腕がだるくなるし痺れるし痛くなってしまう。」

 

というショックとイメージが体に染み込んでしまい、知らず知らずのうちに肩周辺に力が入ってしまうのです。

 

 

このケースは精神的なものが原因で体への過緊張が症状を引き起こしていることになります。

 

精神的なものだけではなく、今回の場合は
【精神的なショック⇒5年の闘病生活で肩周辺を緊張させる悪い癖がついた】
ということでしょうか。

 

精神的なものや癖というものは自分ではほとんど気付ないことが多いのです。
普段息を自然と吸っているように自分の日常に溶け込んでしまっているため、気付きにくいのです。

 

医師である友人も、

 

『医学的・臨床的には何も問題ないのに症状を訴える患者さんは少なくない。
精神的なものとの関係を話すと、「自分はそんなはずはない」と患者さんは話す。』

 

と話していたことがあります。

 

あくまで私の推測ですが、強い症状によって精神的にショックを受けた場合、自分でも知らない間に体にとって何か悪い癖が身についてしまい、それが肉体に影響を与えているケースがあるのではないでしょうか?

 

胸郭出口症候群を患っている方は、自分の普段の考え方やイメージの癖、身体や動作時の癖をじっくり分析してみると何か発見があるかもしれません。

 

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平成24年8月22日:「病は気から」は本当?

 

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