私の胸郭出口症候群歴(3/3)
医師だけに頼ってはいけない
絶望する中、インターネットで胸郭出口症候群のことを知りました。症状の説明を見ると、自分にぴったり当てはまります。
『自分は頚椎ヘルニアではなく、胸郭出口症候群ではないだろうか?』
そう考えてかかりつけの医師に相談したところ『 そういう可能性もあると思います 』という意見でだけした。
治療改善方法を聞いても答えてはくれませんでした。その医師では分からなかったようです。
この時を境に、整形外科での首の牽引や温熱療法は意味が無いと考え、自分の意思で止めました。
『医師だけに頼ってはいけない。自分で何とか治療改善方法を見つけよう。』
一冊の本から治療改善の道が開けた
胸郭出口症候群のことをいろいろ調べているうちに、胸郭出口症候群(TOS)体操というものがあることを知りました。
この体操は胸郭出口症候群を体操によって治療改善へ導くというものですが、ネットを探していると、ある一冊の本にその体操の詳細が書かれているという事が分かり、購入して実践してみました。
この本には胸郭出口症候群診断テスト方法も記載されてあり、行ってみたところ自分は胸郭出口症候群に間違いないと分かりました。また、この本の著者が今も診察をしているとのことで念のため受診してみたところ胸郭出口症候群です、とのことでした。
体操を始めて3週間後のことです。左腕の症状が緩和してきているのが分かりました。
3ヶ月を過ぎた頃には左腕の症状は大分緩和し、右腕も少しですが治療改善していましたが、そこから3ヶ月続けてもそれ以上は治療改善が見られませんでした。
この体操は症状が軽い人であればほぼ完治の可能性が高いそうですが、症状の重い人は完全に治すのは難しいそうです。
「一生このままなのだろうか・・・?」とよく考えていたものです。
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会社のS先輩のある”一言”
この体操ではこれ以上治療改善は難しいと考えていました。そんな時に、筋トレが趣味の会社のS先輩と話していた時に、『 もうガンガンに鍛えるしかないんじゃないの? 』という一言。
このS先輩の一言を聞く前に、知り合いのドクターから「 鍛えまくれば治るよ 」と聞いていました。
二人とも会話の中での何気ない意見だったとは思いますが、この二人の意見が自分の頭の中で繋がって、『 こんな体で出来る自信は無いけど、思い切ってやってみよう 』と思いました。
この時、胸郭出口症候群を患ってから3年が経っていました。
それから3年経過した今
胸郭出口症候群を患ってから現在まで6年経過していますが、このホームページを見ていただいて分かる通り、今ではパソコンにほとんど問題なく触れるようになりました。
仕事も問題なくこなし、大好きなバイオリンも復帰していろいろなオーケストラで演奏させて頂いております。
素晴らしい出会いも有り、結婚もしました。今は毎日充実しています。
ですがここまで症状を治療改善させるのにはトライ&エラーの繰り返しでした。
胸郭出口症候群を患っている皆さんには、当ホームページで少しでも治療改善の早道の案内が出来ればと思っております。
管理人 マナ
補完ページ:胸郭出口症候群の私がどういう生活状態だったかの記事はこちら
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