胸郭出口症候群治療の為には足腰も鍛える
胸郭出口症候群の原因の一つとして姿勢の悪さがあります。では姿勢の悪さはどこからきてるのでしょうか?
結論から言うと、腰周りの筋肉の低下と普段の生活習慣です。
まず人間は直立歩行をするために重要な筋肉がありますが、それを「抗重力筋」といいます。
主な抗重力筋は背中にある脊柱起立筋、腹筋群、肩にある僧帽筋、お尻にある大殿筋、大腰筋、太ももにある大腿二頭筋、ふくらはぎにあるヒラメ筋があります。
要になっているのが脊柱起立筋、腹筋群、大腰筋、大腰筋です。脊柱は頭や上半身を支える人体の要です。
また、これを腹筋の力と大殿筋が作用して人間をバランスよく支えている仕組みとなっています。
それに連結して作用しているのがその他の筋肉で、姿勢を保つのにこれらの筋肉は全て重要なものとなっています。
中でも脊柱起立筋、腹筋群、大殿筋、大腰筋が弱ると上半身の姿勢をうまく保つ力が無い為に猫背になりやすいのです。これらの筋肉が弱いまま姿勢をよくしようとしても反り腰になってしまうケースが多く、逆に腰痛を招く原因にもなります。
腰周りと下半身が強いとその分上半身や頭をバランスよく支えることが出来、肩周辺に負担がかかりにくい姿勢を保つ事が可能になります。
普段の生活習慣はどうでしょうか?
生活習慣から姿勢の悪さを招く原因としてパソコン作業や携帯電話操作、また日本人は畳に座る習慣も多い為猫背になりやすいのです。
よって、胸郭出口症候群を患った方もそうでない方もこれらの生活習慣を見直して治療改善していく必要があります。
生活習慣というのは怖いもので、なおそうと思っても既に生活の一部となってしまっているのでそうそう簡単には治療改善出来ないのが悩みの種です。
姿勢治療改善のためには毎日コツコツ、どれだけ意識するかにかかってきます。
ページ下のリンクに、
- 自宅で行う腰周辺筋トレ
- ジムで行う腰周辺筋トレ
を画像つきで紹介していますのでご参考にどうぞ。
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