胸郭出口症候群の治療に必要な習慣とは

胸郭出口症候群を治療改善していくために取り入れたい習慣・注意すべき習慣等をご紹介します。

胸郭出口症候群を改善治療するための習慣

入浴

胸郭出口症候群を患ってしまっている場合、肩がコリやすい・血行不良等が起こりますので毎日の入浴がオススメです。気分転換にもなりますし、免疫力も高まります。１０分以上の入浴が良いでしょう。湯船の中でタオルを首・肩周辺をさすると血行促進に繋がる効果もあるようです。

睡眠時間

筋肉や神経の修復には睡眠が１番良いとされています。最低でも６時間、可能であれば７時間半の睡眠が理想です。人間の睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠が１セットで１時間半といわれています。

揉む、叩くなどのマッサージに注意

マッサージというと「　揉む・叩く　」がイメージとしてありますが、これを行うには注意が必要です。
揉む・叩くを過度に行うと「　揉み返し　」が高い確率で起こります。揉み返しとは強すぎる刺激や無理な刺激によって筋肉の筋膜や筋繊維を損傷してしまい炎症が起こった状態で、かえって凝ったり張ったりします。
私も経験があります。整形外科で行われていたウォーターベットに寝そべってバブルで背中を刺激するリハビリを行ってましたが、週３回〜４回、強度を弱めに行っていても揉み返しが起こった事があります。背中全体が張ってしまいました。
揉み返しの条件としてマッサージを行った後に冷やしすぎたとか、暖めすぎたとかいろんな原因がありますが具体的に解明されていません。揉み返しは個人差がありますが、この手のマッサージを行うにしても週に１回程度で弱めに行うのが無難だと思います。
ちなみに私は揉む、叩くのマッサージは現在皆無です。これらを行うよりもストレッチ・柔軟体操と運動の方が効果が抜群に高いと、実体験で感じているからです。

飲酒と喫煙

少量の飲酒は体に良いとされていますが、それは１週間に１度、ビール１杯程度のことを指しています。アルコールは筋肉を破壊する作用を持っていますので、少しでも治療改善を早めたい方は飲酒を出来るだけ控えることをお勧めします。
また喫煙についてですが、血管を縮小して血行を阻害してしまいますので治療改善を阻害する可能性のある習慣です。

１時間に１回５分の軽いストレッチ・柔軟体操

事務系の職業の方、パソコンを使う仕事を行っている方は沢山いらっしゃると思います。可能であれば１時間に１回、５分程度の軽いストレッチ・柔軟体操を行うだけで体のコリや集中力の持続も違ってきますので、ぜひ習慣として取り入れて頂きたいと思います。
私もこうしてホームページを作っていると１時間はあっという間に経過してしまいますが、「　少し凝ってきたな〜　」と感じた時にひとまず椅子から立ち上がって簡単なストレッチ・柔軟体操を行っています。スッキリするので欠かせないものになっています。

あぐら姿勢

もし患ってる方の中で男性がいらっしゃいましたら、不良姿勢を作る原因として　「　あぐら　」があります。男性はあぐらをかくことが多いと思いますし、あぐらをするとほぼ１００％で猫背になります。可能であれば椅子生活に変えるか、「　膝をつく　」ことに慣れていく必要があります。

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