軽症の胸郭出口症候群の治療方法

胸郭出口症候群 | 軽症の方の治療改善メニュー

軽症・・・症状の出る動作・姿勢をして少し痛みはあるが、その姿勢・動作が継続できる場合。 肩こりの酷い方。
@改善方法の流れについてAペースについてを読んで理解された上で実行願います。

 

 

軽症の胸郭出口症候群の治療改善メニュー

 

胸郭出口拡大体操(3種類・所要時間2分)を1日6回〜10回、通常の負荷(1〜2kgくらいの力で押す程度)で、毎日行う。

 

自力整体を行う。
緊張した筋肉が胸郭出口症候群症状を強めている可能性も大きいです。
肩周辺の構造バランスを整え、コリを極力無くすのに自力整体は最良の方法です。
【首・肩こり・猫背が治る】のチャプターだけでも良いです。これは必ず行ってみてください。苦手、症状が増す等の項目は省いても構いません。

 

自宅で出来る肩周辺トレーニング(所要時間6分)をまずは1セットずつ週2回、2日〜3日間隔行う。
症状の悪化がみられない場合は2セットに、慣れたら3セットに増やす。
レイズ3種に関しては、最初は何もウエイトを持たずに行い、慣れてきたら500mlペットボトルやダンベル1〜2kgを使用する。

 

★良好姿勢を保つ体を作る為に、自宅で出来る足腰の筋力トレーニング(所要時間10〜15分)を週に2回〜3回、2〜3セットずつ行う。ただし同じメニューは毎日行わないこと。

 

★上記メニューを3か月〜半年以上継続して改善感やトレーニング成果が停滞しているようであれば、可能ならジムでより効率よく鍛えるか、ジムに行けない場合は加圧トレーニングウェア(KAATSU)を取り入れて自宅で筋力トレーニングを行い、さらに強靭な体を作っていく。

 

★毎日入浴をして、お風呂上りに弱いストレッチを行う。
腰周辺ストレッチ(所要時間5分)肩周辺ストレッチ(所要時間5分)の順番で行う。)

 

食事を見直す。たんぱく質を多めに摂取する。

 

★睡眠時の肩・腰へのダメージをなるべく無くす。(寝具の見直し
(軽症であれば現在使用している寝具で影響が無ければ大丈夫です。)

 

★猫背をやめる。また、パソコン作業、スマホ作業、物書き、絵描き時に不良姿勢をしている場合は直ちに改善させて、良好姿勢を習慣付ける。
姿勢の取り方が分からない方は、役立つ書籍等で紹介している、アレクサンダー・テクニーク関連書籍や、「ねこ背は治る」書籍を参考にされると良い。
また、ステップ0☆姿勢が超大事!簡単に良い姿勢になる方法もご参考ください。

 

★以上のメニューを3〜6ヶ月行い、症状が寛解(症状がほとんど出ない)したら、寛解のメニューへ。

 

筋力トレーニングもストレッチも、できれば大きい筋肉から先に行い、徐々に小さい筋肉へという順番が良い。
※痛み止め、筋弛緩薬を処方されている場合は飲んでも構いません。

医師からもし「 なるべく動かさないように 」と言われている場合はその通りにしてください。(そういうケースはまず無いはずですが)
悪化した場合は直ちに中止し、医師の診察を受けるか、数日間回復を待って、前よりも弱い負荷、または回数を減らす等して試みてください。

 

 

重症メニュー中症メニューでも書いておりますが、
とにかく継続させる習慣付けることが何よりも大事です。

 

 

胸郭出口症候群で軽症の方は、今後何もしなければ益々悪化して、中症〜重症となる可能性は大きいのです。

 

私が良い例です。肩甲骨周辺に慢性的な違和感と肩こりがあった時点で気付いていれば、重症にならずに済んだかもしれないのです。

 

 

軽症の方であれば半年〜1年かからずに寛解(症状がほとんど出ない)させる可能性が十分にあります。

 

体からのシグナルを見逃さずに、放っておかないことが早期治療改善と健康な生活へ導くのだと思います。

 

胸郭出口症候群の治療改善の為に何よりも大事なのは「 継続する精神と行動力 」です。

 

そして結果を焦らないことです。
軽症程度であれば、地道に継続しているだけで気が付けば寛解している、という感じになりやすいです。

 

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