胸郭出口症候群の体験談投稿

高橋さんからの胸郭出口症候群体験談 | 4

 

これらの体験談は胸郭出口症候群を患っている全ての方に当てはまるものではございません。一つのケースとして参考として留めてくださるようお願い申し上げます。

 

体験談No.3  年齢:39歳  性別:女性 大阪府 高橋さん(2012年7月23日)

 

私は、10年前に離婚し二人の子供を一人で育てています。仕事は介護職。今はサービス提供責任者で、請求業務でパソコンも使用してます。

 

発症したのは4年くらい前で、右腕がおかしいと感じたのは夜中眠れないくらいの右腕の冷感でした。

 

痛みや痺れは冷感が酷かったせいか自覚症状はありませんでしたので、何科に受診するべきか悩みました。右手の握力がほとんどなくなっていたため、近所の整形外科に行くことに。

 

幸いに胸郭出口症候群とすぐに診断されました。リハビリや温熱療法などで冷感が少し楽になりましたが、冷感が治まると、痺れや痛みが出るようになっていきました。

 

星状神経ブロックも開始になり一年近所の整形外科に通いました。
先天的なものがないかも含め、詳しい検査をするため大きな病院に紹介状書いてくださいました。
それからは、大きな病院に通院しています。

 

検査結果は、ジャマしている骨などなく手術対象ではありませんでした。

 

現在の治療は麻酔注射と投薬。家では柔軟体操やなるべく歩いたりしています。

 

ですが、毎日のフルタイムの仕事と、家事でクタクタで腕がもげそうに痛むと寝込んでしまいます。

 

仕事で会議など緊張する場に居るだけで、症状が出てしまいます。もっと筋トレしないといけないのは分かっていますが、気力がなくて、、、。

 

ここのところ少し状態が悪く、3週間開けれるようになっていた麻酔注射が、あまり効いている感じがせず、また2週間後と受診間隔が短くなってしまいました。

 

半年前は、治ったのかと思うほど身体が軽い日が何日かあったのに。

 

治療が長くなっているので、気力もダウンしてしまっているように思います。

 

まだ、40才なる前からこんなに寝込んで、この先どうなるの?どう生きて行こうか…悩んでいました。

 

マナさんのサイトを見つけて、もう少し頑張ろうと思いました。

 

また、運動方法も少しずつやってみようと思うので、また覗きますね。

 

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管理人よりコメント

 

高橋様、メッセージありがとうございます。

 

長い闘病生活に二人の子育てと、介護職でのサービス提供責任者業務に励んでおられる毎日、とても大変な事とお察し致します。
また、胸郭出口症候群を患いながら長文をパソコンで打つのはとても大変だったと思います。
本当にありがとうございます。

 

どうにか気力を振り絞って、胸郭出口症候群の治療改善へ向けて、少しずつでも前進されていくことを心から願っております。

 

直接的なご協力が出来ないことが心苦しいです。

 

私の経験から、こうだった、という事しか書けませんが、高橋様の胸郭出口症候群の治療改善に何か役立てられる事がありましたら幸いです。

 

私の場合ですが、周囲はほとんど私の状態を理解してくれる人がいなかったので、自分との闘いでした。
支えになったのは、「 元気になって楽器を弾くこと 」や、「 元気になって自分のケーケストラを支えて下さった県外プレイヤーの方たちに恩返しをすること 」という想いと目標でした。

 

また、今になって分かったことですが、
整形外科で行われていた対症療法は(温熱療法、痛み止め、筋弛緩薬、注射、首の牽引等)、「 医師の言うとおりのリハビリなんだから、いつか良くなるんだろう 」と信じて行っていたものは、実は改善には全く意味の無い治療だったんだな、ということです。

 

1年以上整形外科の行っていたリハビリや治療をやっても、実際に自分の状況はほとんど変わらずむしろ悪化している、ということは、今のリハビリや治療法は効果が無いものなんだ、と冷静になって考えれば分かったことでした。

 

当たり前のことかもしれませんが、お医者さんは神様でもないし、万能ではないんだ、と思いました。

 

それから、他のページで書いているように自分で胸郭出口症候群の治療改善をする方法を探し始めた、という経緯です。

 

 

>仕事で会議など緊張する場に居るだけで、症状が出てしまいます。

 

この場合は、自分でも知らずに体に力が入ってしまって症状が出る事が多いようです。
私もそうでしたが、肩の力をフッと抜く癖と、テクニックを身に付けることで症状発症を最小限に抑えることができます。

 

 

>もっと筋トレしないといけないのは分かっていますが、気力がなくて、、、。

 

筋力トレーニングを習慣付けるというのは、実はなかなか難しいことだと思います。

 

どんな物事でも1番難しいのは「 継続すること 」だと私は思っております。

 

ですので、最初は本当に少しずつで良いです。

 

筋力トレーニングは、最初は10分もかからない程度で、2日おきにスタートで大丈夫です。

 

試してガッテンでは「 毎日壁たて100回 」と書いてますが、弱り切ってしまって痛みをかかえている人にとっては、この毎日100回ペースですと、筋力トレーニングの習慣が無い方は続けるのは難しいでしょうし、逆に悪化させてしまう可能性が高いです。

 

高橋さんの状態にもよりますが、ウエイトを持たずに行う方法からスタートするのが良いと思います。

 

自分の体の様子を自分で分析しつつ、「 じゃぁこうしてみよう 」とか、「この運動なら1日おきでも大丈夫そう 」、「 もうちょっと強い負荷でもいけそう 」等、ちょっとずつでも続けているうちにいろいろわかってくるはずです。

 

ちょっとずつでも積み重ねていけば、1年後にはたくさんの事が分かっていると思います。

 

ですので、現在通っている整形で悪化しているようでしたら、ちょっとずつでも、別の方向で試して、前進してみると良いと思います。

 

骨は邪魔していないとのことでしたので、高橋さん次第ではしっかり改善される可能性はとても高いと感じております。

 

私でよろしければ、今後もご協力できそうなことがありましたら致します。



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