胸郭出口症候群の体験談10

これらの体験談は胸郭出口症候群を患っている全ての方に当てはまるものではございません。一つの参考として留めてくださるようお願い申し上げます。

 

 

ご意見No.10　　年齢：30歳　　神奈川県　男性　じゅんさん（2013年1月27日）

 

はじめまして、30歳男性です。リハビリ病院で作業療法士をしてます。

 

昨年、8月より右側の頸〜指にかけて表現しにくい疼痛、脱力が起こりました。

 

病院に行ったところ、胸郭出口症候群および頸肩腕症候群の診断が付きました。
(もともと、背負っているリュックが落ちるほどのなで肩で、良く肩が凝っていました。)

 

パソコンのマウスを操作するのも辛く、入浴時シャワーを持っているのも大変です。

 

自律神経も影響を受けて、交感神経が優位の状態で不眠など色々大変です。

 

握力は43?、上肢筋力もそれほど低下していません。

 

 

とても恥ずかしいのですが、自分はリハビリ業務をしていながらも、骨折や脳血管障害の患者様が治療の対象で胸郭出口症候群の患者様を治療したことがありませんでした。

 

休憩時間に温熱療法を行ったり、仕事帰りに整体に行ったり、休日に鍼灸を試したりしましたがほとんど効果がありませんでした。

 

12月下旬このままでは人生が終わると思い、パソコンで色々調べているうちに、このホームページに出会うことが出来ました。

 

ただ、自分の中で一つ気がかりだったのは、脳血管障害の存在で、多少お金がかかりましたが頭部MRI、MRAを行いました。結果は問題ありませんでした。

 

今起こっている問題と向き合う事にしました。

 

マナさんの治療内容を参考にさせて頂き、自分なりに調整しつつ寛解を目指しております。

 

治療は「地道」ですね、いい言葉をありがとうございます。

 

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管理人マナからの返信

 

こんばんは。管理人のマナです。

 

メッセージありがとうございます。

 

 

じゅんさんは作業療法士に就いてらっしゃるということですので、体の構造や筋肉についてもお詳しいと察します。

 

症状が出てからまだ5か月程であることと、筋力の低下もみられないようですので、
比較的短い期間で改善していくのでは、と思いました。

 

 

＞脳血管障害の存在

 

腕や指先にしびれや疼痛出る場合、脳梗塞等の脳血管障害も疑われるとのことですね。でも、検査結果が異常無しとのことで安心しました。

 

 

＞背負っているリュックが落ちるほどのなで肩で〜

 

じゅんさんの参考になるかもしれないと思いましたので、最近考えていた事を書かせて頂きますね。

 

 

私の今までの調査と経験上では、なで肩を矯正するのに手っ取り早いのはサイドレイズの筋トレでした。前鋸筋と菱形筋、肩甲挙筋がキーポイントかもしれないと考えています。

 

また、私はベンチプレス等の胸筋に負荷がかかるトレーニングをすると症状が再発する傾向が強い為、胸筋のトレーニングは1年前ほどからほとんどしていません。

 

最近でもたまにベンチプレスを試しに行ってみると、やはり胸郭出口症候群の症状が少し再発する事があります。

 

 

試してガッテンでは胸郭出口症候群の改善に壁腕立て伏せを紹介していましたが、
腕立て伏せ自体はやり方によっては胸筋も鍛えてしまいますよね。

 

胸郭出口症候群改善の初期リハビリとして良いかもしれませんが、長期的なリハビリとしては完全では無いかもしれないと最近考えています。

 

 

今思いつくのはこのくらいですが、じゅんさんのご参考になれば幸いです。

 

諦めないで行動し続ければ、いつかきっと解決の糸口が見つかって寛解出来ると思います。

 

何かありましたら、私でよければまたメッセージ頂けると幸いです。

 

管理人マナ