胸郭出口症候群を治すものに大切なもう一つの要素
胸郭出口症候群を治療改善させるには生活習慣の改善が欠かせません。
しかし、生活習慣の改善と同時にもう一つ大切なものがあります。
それは「こころの持ち方」です。
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こころが体を支配している
以前の記事「病は気から」は本当?でも書きましたが、こころの持ち方が胸郭出口症候群を悪化させて悪循環を引き起こしているケースもあります。
ストレスも関係しています。人間も含め動物すべてはストレスを感じる生き物です。種類にもよりますが、ストレスが強いほど体調は悪くなります。例えば会社や仕事、家庭、大事な趣味イベント、住まい、天候等、挙げればキリが無いくらい人間はストレスの中で生きています。何らかの強いストレスがこころへ影響を及ぼして病気悪化を引き起こすケースもあります。しかしこれらのストレスは、生きていくうえでは避けられないか、自分の力では変えられないものが殆どです。
ではどうするか?・・・と考えると、自分のこころの持ち方や考え方を変えるしかありません。
自分で自分を落としている
これが治療を妨げているケースだと医師でもお手上げです。そこまで見抜ける人は自分や親友、家族以外いないのですから。医師は科学的根拠があるテストや検査で診断して治療方針を決めるだけです。こころの持ち方や考え方を測れる機械はありません。
物事を良い方向に考えるのは長続きしにくいのに、悪い方向に考えることは不思議と長続きするし、すぐに癖になってしまいます。胸郭出口症候群の闘病が1か月以上続くと、「治らないんじゃないか」という悪い考え方の癖がほぼ100%付いてしまうと思います。その考え方がいつの間にか習慣になって、空気のように日常の一部と化してしまいます。それも気持ち良い空気ではなく、こころと体を蝕む重く暗い空気です。
悪いこころの持ち方と考え方を反転させる
だから悪いことを考える代わりに良いことをひたすら考えます。嘘でもいいから考えます。その習慣を付けます。
例えば、「治らないんじゃないか・・・」と思ってしまってるんだったら逆に「治る、良くなる、治ったぞー!」とか。「治らないんじゃないか」って考えること自体が無意味なことです。それよりだったら良いことを考えた方が有意義だし、心にも体にも良い栄養になります。悪い方向にばっかり考え続けているとこころも体も滅入ってしまいます。その結果病状も悪化します。
治らないと誰が決めた?
ちょっと話を変えて質問です。
1:自分が挑戦してみたいものがあるが、「私には無理だよ、出来ないよ」って思いました。
2:上司から「売上を倍に出来るか?」と聞かれ、即座に「出来ません」と答えました。
上記の文を読んで「無理、出来ない」と決めたのは誰でしょう?
答えは「自分」です。
多くの事で、「無理だし出来ない」と決めているのは、自分であることが殆どです。それも継続したり試してみることもせずに決めてしまいます。これではちっとも先に進むはずがありません。逆に「やってみて、失敗を繰り返してもいつか出来る」と考えられたら、少しでも前に進むはずです。
全てがこれと同様に当てはまるわけではありませんが、治すのは自分の考え次第なこともあるということが言いたいのです。
胸郭出口症候群を治すこころの持ち方
胸郭出口症候群を治すには、こころの持ち方とバランス、リフレッシュにも気を付けましょう。また、無心になって没頭出来るものがあるとなお良いです。
- 悪い方向に考えるのではなく、代わりに嘘でもよいから良い方向に考え続ける習慣を付ける。
- 自分にとって楽しいことを多く考える習慣を付ける。
- 症状を忘れられる好きなこと(趣味、映画、風呂、散歩等)を1日1回は行う。
- リラックスできる友人や家族がいるのであれば、会話を楽しむ。
- 引きこもらない。思い切って外の空気を吸うことも大事。
これとは別にストレッチや筋トレ、姿勢等の習慣を行えば、多くの胸郭出口症候群は改善に向かいます。
長い期間の闘いになるということを視野に入れてください。
絶対に自分に負けないという、断固たる意志も必要です。
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