偏った筋トレだけでなく、たまには違った動きもとりいれる
胸郭出口症候群の治療・改善には体を動かすことが有効です。
私のサイトでは「なるべく胸筋は鍛えない方が良い」と書いていますが、全く胸筋のトレーニング(主に腕立て伏せ)をしていなかったら、こんな事が起きました。症状がいつものように回復しないのです。
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症状がいつものように回復しない
私は胸郭出口症候群を克服したとはいえ、パソコンを長時間触っていると症状が出始めます。
この原因は、長時間のPC作業でどこかの筋肉が固くなって、または固くなりやすく、それが神経を圧迫して症状を引き起こすのだと考えています。
その部分がどこかというのは、何となく「自分はココ」という目星は付けていますが定かではありません。
そこで結果的に全体を適度に動かしたり鍛えるわけですが、自分の場合は胸筋周辺が胸郭出口症候群の発症に関わっていると考え、胸の筋トレはここ1年ほとんど行っていませんでした。胸筋の鍛えすぎで症状が強まった経験があるからです。
そして最近、いくらストレッチやいつもの筋トレをしても症状が改善しない日が10日ほど続いていました。
違った動きを入れてみる
ここ1〜2年はいつもの筋トレ、ストレッチ、さんさ踊りをすれば症状は2〜3日で回復したいたので、”この状況はおかしい”と思いました。
そこで賭けに出ました。普通の腕立て伏せをすることです。
胸郭出口症候群の症状改善で紹介されている壁縦伏せと違い、普通の腕立て伏せは胸筋にも負荷がかかって、筋トレ後は胸が張ります。
「胸郭出口症候群症状を強めるのでは?」と思いつつも、いつもと違う筋トレ動作といったらこの部分しかないと思い実行。
結果は、10回の腕立て伏せを3セットで症状が一気に回復しました。右肩だけ下がっていた肩甲骨もほぼ正常に戻りました。
結論
胸郭出口症候群を改善に導くための筋トレは、「どの部分を鍛えていくか」を考える必要があります。
しかし、あまりに偏った筋トレをしている場合は症状が回復しないケースもあるようです。以前、胸筋のトレーニングをガンガンやってた時も胸郭出口症候群症状が出たことがありますが、やらな過ぎるのも体のバランスを崩して症状を引き起こすこともあるようです。
適度に動かさないと上手く機能しなかったり眠ってしまう筋肉があって、それによって何らかのバランスを崩しているのかもしれません。
とはいえ、私の段階に至るにはある程度の筋肉量が必要です。筋肉が無い状態でいきなり強負荷の筋トレを行うと、胸郭出口症候群の症状を悪化させてしまう可能性が高いです。
地道にやっていく事が必要です。
※今回の記事は外傷性胸郭出口症候群の方には当てはまらないと思います。
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