加圧トレーニングと胸郭出口症候群リハビリ
行列のできる法律相談所で宮迫氏が3ヶ月でどこまで肉体改造出来るか?っていう特集やってましたね。見た方はいらっしゃいますか?
結果は3ヶ月で驚くほどの肉体改造が出来てました。エグザイルの人も「 こうまでなるのは本当に頑張らないとなれないんですよ 」と言ってましたが、普段から筋力トレーニングしてる私も感じますが、あれは並大抵の努力じゃ出来ないです。
何が辛いかって、運動してない体に3ヶ月という短期間では、3ヶ月でようやく体が慣れる頃です。
毎日体もだるかったでしょうし、体を絞ってる頃は炭水化物摂取も少なかったから頭もボーっとしてたでしょうね。
そしてあの根性も凄いです。前向きに我慢して努力する姿勢は素晴らしいですね。
今日のお題です。
加圧トレーニングと胸郭出口症候群リハビリ
私のサイトの「 胸郭出口症候群改善方法 」にはあえて掲載しませんでしたが、本ブログにて参考程度に書いておきます。
予め注意書きしますが、加圧トレーニングはとても危険を伴うものです。加圧トレーナー資格を持っている人の指導のもとで完全に自己責任でお願いします。
私の胸郭出口症候群の症状が箸を持つことですら大変だった頃、加圧トレーニングの存在を知りました。
今や有名な加圧トレですが、効果をおおまかにおさらいしますね。
加圧トレーニングとは
腕や太腿を適切な圧力で締め、軽い運動を約10分程度の短時間行うという新しいトレーニング法。
〜※加圧トレーニングの効果〜
- 軽い負荷で高い筋力トレーニング効果。(重い負荷だと逆に効果が無い)
- 成長ホルモンの増大で太りにくく、筋肉もつきやすい。
- 加圧と除圧を繰り返すことで、血管に弾力がよみがえる。血行良好、血流量も多くなるので新陳代謝が活発になる。
- 成長ホルモン増大でケガの回復力促進。
- 加圧をすると通常の約290倍もの成長ホルモンが分泌肌のハリやツヤを取り戻し、脂肪のつきにくい体に。
箸を持つことすらままならなかった私が注目したのは、「 軽い負荷で高い筋力トレーニング効果。(重い負荷だと逆に効果が無い) 」。
「 これならば今の自分でも効率よく出来るかもしれない 」と思い、秋田で唯一の加圧トレーニングジムへすぐに行きました。
行くと、「 加圧ベルトを購入して自分で自宅で行う方法と、このジムに通って指導のもと筋力トレーニングをする方法 」の2種類があると言われ、私はベルト購入で自分で行う方法を選択。
そのベルトは当時はなんと腕だけで5万円弱!!足のベルトは6万弱でした。さすがに両方は予算的に無理でしたので腕だけ購入。
どのくらい加圧すればいいのか、ジムで圧を計測してベルトにラインを引いてもらい実行しました。
手に何も持って無くてもキツイ!!!
手をグーパーやるだけでキツイ!!!
驚くべき感覚でした。
やり始めて3ヶ月くらいで結構な効果出ましたね。箸は問題なく持てるようになりました!筋力もまぁまぁ回復傾向に。
・・・が効果があったのはここまで。
自宅で行うってのに少し無理があったんでしょうね。
多分ベルトを締めすぎたか、慣れから来る10分ルールを破って30分ほど行ったせいなのか、肩甲骨のあたりに「 ビシ!」っとした違和感を感じた後は胸郭出口症候群の症状がどういうわけか一気に悪化。なんか今までとは違う感じの症状に加えて胸郭出口症候群症状も出てる感じでした。
1週間後にまたベルトを試しに付けたのですが、付けると悪化傾向になります。
これは予想ですが、胸郭出口症候群は胸郭出口で血管や神経を圧迫しているので、圧迫されてる状態に加圧ベルト着用により、さらに血管や血流に何かの異常を引き起こしたのではないかということです。
あくまで予想の域ですが、この事件以降、この高価な加圧ベルトは引き出しに眠ったままです(最近またちょっと使い始めましたが)。
私個人が思うに「 胸郭出口症候群を患った人が加圧トレーニングを行うには、症状が酷い場合にリハビリ目的として有効な可能性もあるが、悪化させる危険性もあるので自分だけで行わず、ジムに通って慎重に行う方が良い」ということです。
自分で行うのはやっぱり危険ですね(笑)やるなら加圧トレーニングを行っているジムに通ってトレーニングする方が断然良いです。上手く利用すれば、早く筋力と筋肉を付けることが出来るでしょう。
私もちゃんと加圧ジムに通ってればまた違った道を歩んでたのかもしれませんが、寛解した今となってはもう実験することは出来ないですね。
こんな感じで私の失敗談みたいな感じになっちゃいましたね。なので良い情報を最後に一つ書きます。
加圧トレーニングと近い効果が得られるトレーニング方法あるのをご存知でしょうか?
それが、スロートレーニングです。
スロートレーニングの基本は、軽めの重量で4秒かけてあげて4秒かけて戻すというものです。その名の通り「ゆっくり行う」トレーニングです。
これは軽い重量でもかなりキツイです。
これなら高価なベルトも必要無いですよ!ただ、成長ホルモンの分泌量は加圧トレの方が多いようです。
加圧トレーニングはまだジム通いもベルトも高価ですが、2013年11月頃にその特許が切れるそうです。
となれば競合が参入してくるでしょうし、価格競争になって行いやすくなるかもしれません。
平成24年6月27日
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