胸郭出口症候群は海外ではどうなっているのか

海外での胸郭出口症候群

 こんばんは。すっかり春っぽくなってきましたね。
 とはいっても盛岡ではまだまだストーブにお世話になることになりそうです。

 

 

 

 胸郭出口症候群はなで肩、痩せ型体形の人が多いと一般的に言われています。
 そこで気になったのは、「 じゃぁ海外ではどうなんだろう? 」ということでした。

 

 

 日本人はなで肩体形が多いと言われています。
 逆に欧米人はガッチリした体形が多くなで肩は少ないようです。

 

 

 じゃぁ胸郭出口症候群の人がいないのでしょうか?

 

 と言ったらそうではないようです。

 

 

 海外のサイトでも胸郭出口症候群のことを調べたら沢山例が挙がってきました。

 

 ある論文では「 一般的には長期不良姿勢が胸郭出口症候群を引き起こす 」との記載があるようです。
 日本と全く同じ見解ですね。

 

 

 

 A・・・正常姿勢
 B・・・胸筋を圧迫する姿勢
 C・・・胸郭出口および斜角筋群に異常を起こさせる姿勢

 

 

 海外においても、B,Cの姿勢は危ない!ってことみたいです。
 これも日本と同じですね。
 でも、日本と違う点が1個だけありました。 

 

 

 なで肩を問題にしている記載は日本ほど見られなかったという点です。

 

 

 話を以下のように考えてみます。

 

 例えば30歳から胸郭出口症候群を患ったとして、なで肩が問題と言われたとします。
 じゃぁ30歳から突然なで肩になったか?と考えればそんなはずはないでしょう。

 

 

 なで肩は、大きくは生まれつきの骨格ですしね。
 ですので海外での胸郭出口症候群文献も考慮に入れれば、なで肩体形は胸郭出口症候群の患いやすさの一つの要因であって、必ずしも原因とは言えないのではないのかな?と考えました。

 

 

 1番の問題は日常的な不良姿勢にあるんじゃないでしょうか?と考えてます。
 それを助長させるのが体力の低下、姿勢を保つ為の筋力の老化、骨格を保つ為の筋力等かと。

 

 

 

 デスクワーク・パソコン作業してるとB,Cの姿勢になってる方を結構見ますので、
 症状が無い方でも姿勢を治療改善させたほうが良いでしょう。

 

 

 こういう姿勢してる人見かけると「 危ないよっ! 」っと注意したくなってしまいます(笑)

 

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平成24年4月15日

 



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