胸郭出口症候群ストレッチ筋トレは最初から沢山しないこと

最初はすこしずつ

 

「胸郭出口症候群にはストレッチと筋トレが有効なのか、よし、やってみよう!」

 

と奮起することは良いことですが、最初からいっきにやってしまっては長続きしません。

 

最初は弱く、少しずつ、少しずつ、長く続けていくことが大切です。

 

 

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身体は自分の予想以上に弱っている

まず知っておいて欲しいのは、「胸郭出口症候群の症状を発症した場合、自分の身体は自分の予想以上に弱っている」ということです。

 

 

これは私がそうだったのですが、腕立て伏せは1回も出来ませんでした。ちょっとした事で症状が悪化しました。

 

もっと具体的に書くと、

 

  • スーパーの買い物かごを持っているだけで悪化する
  • 手に財布を持っているだけで悪化する
  • 会社の机に1時間も座っているだけで悪化する
  • 同じ姿勢で寝続けるだけで悪化する

 

こんな感じで、健康に生活している人からすれば「は??」と思われるような状態です。

 

ですが、これが現実です。

 

いいですか、ここでよく考えてください。

 

「自分の身体が、こんな小さな負荷やストレスにも耐えられないようになっている」ことを、自分で認識する必要があります。他人に理解してもらうことではありません。まずは「自分の身体が弱いこと」を認識することです。

 

少しずつ強くするために

 

自分の身体が弱い事が理解できたら、次にどうするか。自分の身体を強くすることです。

 

 

胸郭出口症候群の症状に苦しんでいる人は、

 

  • 肩周辺が凝りだらけ
  • 筋力が弱っている
  • 身体が固くなっている
  • 血がうまく通っていない

 

と、こんな状態です。胸郭出口症候群の多くは、交通事故にでも遭ったものでない限り、ある日突然かかる病ではありません。

 

年単位で長い時間をかけて、少しずつ体が痛みやだるさを感じる症状になっていったのです。

 

年単位で悪くなっていったものが、わずか数週間、数か月で改善するわけありません。ところが多くの人は、特効薬があるんじゃないか?と一生懸命探し求めます。でもそんなものはありません。どんなに探しても見つかりません。

 

結果、自分では何もせずに効果の無いリハビリに通い続け、「治らない・・」と落ち込み、気持ちが疲れ、外に出る事が少なくなり、体がさらに弱り、症状が悪化し、どんどん塞ぎ込んでしまう。負のスパイラルです。

 

 

だから、自分はかなり悪く遠いところまで来てしまったと認識すること。

 

元の場所に戻る為の新幹線や飛行機は無いと認識すること。

 

他人が手を引っ張ってくれるものではないと認識すること。

 

自分の足で歩いて前に進むしかないと理解すること。

 

 

 

症状が大きいほど、最初は1日かけて1歩しか進めません。なぜなら、あなたの身体は弱いからです。最初から1日100歩歩こうとしても、身体が付いてこれません。無理をすると壊れます。

 

しかし、自分の身体の状態に合った負荷で、少しずつ、少しずつ、毎日続けていけば、身体は少しずつ強くなり、1日10歩あるけるようになったり、いつかは走ることも出来ます。

 

 

最初は少しずつ、少しずつ、3年以上かけるつもりで身体を強くしていきましょう。そうすることで、心も前向きになり、元気を取り戻すことが出来るでしょう。

 

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